映画"The Revenant 〜蘇りしもの〜" #36
最近鑑賞した"映画The Revenant"
主演のレオナルド・ディカプリオは、この作品で初めてアカデミー主演男優賞を受賞した。
過去数回ノミネートされていたが、今回が初めてということで、本人含め多くのフアンにも喜ばしい賞だったと思う。
この映画の見所を簡単に3つ紹介したいと思う。
1.ハンターとして生活する一団の当時の生活模様が感じられるところ。
1823年を舞台にした映画で、キャンプ地での生活の再現や、原住民とのやりとり、食べ物や酒の様子がうかがえた。(話す英語もだいぶ聞きづらかった。)
そして、こういう映画に必ず強姦シーンもつきもの。
2.グリズリーとの対戦を想像させてくれるところ。
主人公ディカプリオが、一人狩りに出かけたところ、グリズリーとばったり出会い、死闘を繰り広げるシーン。
「普通なら死んでいるだろう」と遠い目で見てしまいがちだが、瀕死というのはまさにこのシーンのことをいうのだろう。
ベアスプレー(熊除けスプレー 唐辛子成分を含む)ではどうにもなりそうもない。
3.カナダの大自然を感じられるところ
この作品は、僕の住むジャスパーと同じアルバータ州のCammoreという街をロケ地にして撮影されたという。
Canmoreは僕も数回訪れたことがあるが、そこもまたロッキー山脈に囲まれた素敵な街だ。ディカプリオが好んで足を運んでいたというカフェもあるそうで。(そんなこと知らなかったが)
話は逸れたが、カナダの大自然の中で撮影されたため、その自然の広大さ、そこに生きる動物たちの様子が映像の中に見られるのは正直すごい。
グリズリーとの対戦をイメージしたい人はぜひご覧になってはいかが。
ジャスパーの消えたマクドナルド #35
ジャスパーの隣町"ヒントン"にて初めて発見したマクドナルドinカナダ。
僕の住むジャスパーにはマクドナルドが消えてしまいました。
というのも、過去にはあったからです。
ジャスパーは、国立公園内にある街として、地元の商業をサポートするという方針をとっているそうです。
よって、やたらめったらに外企業が入ることはできません。
マクドナルドがかつてできる前にも、いろいろと問題があったそうですが、完成後に結局住民の反対によりなくなってしまったそうです。(何年間続いたかはわかりませんが。。)
その代わり、地元のカフェは地元民から愛され、長い間営業できるというわけです。
素敵な街の方針だと思いませんか?
ちなみに、写真にあるマクドナルドの"M"のトレードマークに不思議な赤い模様があるのにお気づきでしょうか?
全カナダ共通だそうですよ、メープルリーフ。
たまに、メープルリーフを押しすぎなところもあるんですけど。。(笑)
ワーホリに来れば英語力が伸びる? 〜来る前にできる英語勉強〜 #34
ワーホリにこれから来ようと思っている方々の中には、"英語力向上"というのが一つの目的となっている人が少なからずいると思います。
けれど、実際にカナダやオーストラリアのような英語ネイティブの国に来たからといって、自動的に英語が喋れるようになるわけではありません。
英語でコミュニケーションできるようになるには、ある程度の努力が必要になります。
今記事では、それがなるべくスムーズにいくであろうステップを、僕なりの考えで紹介したいと思います。
はじめに
目次
⑴ワーホリに来れば英語力が伸びるというのは偽夢
⑵英語勉強の3ステップ
⑶現地での英語勉強
⑷終わりに 〜英語ができなくても十分楽しめるワーホリ〜
⑴ ワーホリに来れば英語力が伸びるというのは偽夢
ワーホリというのは1年間(オーストラリアに限り2年間可)その国に滞在でき、就学・就労の権利も与えられる、とても便利なビザの一種であります。
しかし、「英語を話す国だから、そこに住んでいれば自然と英語を喋れるようになるだろう」という考えは間違っています。
なぜなら、滞在期間はたったの1年間だからです。
例えばこれが、現地の高校や大学に何年も通い、課題や友人との会話も全部"英語"となれば、できなくては落第しますし、英語に対するモチベーションも必然的についてきます。
日本人というのはどこにでもいます。
その人たちと過ごしているだけでも、楽しく時間が過ぎていきます。そうなると、英語に対するモチベーションが遠ざかっていきます。
⑵ 英語勉強の3ステップ
そこで、僕が提案したい英語勉強のステップがこれ。
ステップ1 ワーホリ前に最低限の英語を習得する
ステップ2 英語を話す壁を取り払う(フィリピン留学・オンライン英会話・GOパブ)
ステップ3 現地の学校に通う、現地で働く、外国人と一緒に住む
■ステップ1 ワーホリ前に最低限の英語を習得する
これは、言うなれば中学英語というやつです。全く英語できないという人はここから始めましょう。
方法としては、中学校三年間で使う教科書を3冊購入(または探し出す)してください。そして、それを最初から最後まで読みましょう。
単語覧から、文法まで隅々。それだけなら1-2週間もあればできます。
それでも時間があるなら、その教科書に対応したテキストでも購入してやりましょう。
僕たちは、中学1年生から英語を勉強スタートしました。
知っていることも多くあると思いますが、この三冊が8割くらいマスターできれば次のステップに行く頃かと思います。
■ステップ2 英語を話す壁を取り払う
英語を聞く・話すというだけで、不自然に感じるという方はここからですね。
僕の場合は、この段階でフィリピン語学留学をしました。
フィリピン留学のいい所は、マンツーマン授業ということ。
ということは、自分が話さなければ(話を理解しなければ)授業は進んで行きませんよね。
この授業中に文法や基本的な勉強をしていたら時間がもったいないですよね。
でしたら、ステップ1でできるような内容は、事前にやっておいて、フィリピン留学に来たらひたすら”話す・聞く”にフォーカスして授業を進めてもらいましょう。
他の英語の壁の取り払い方を2つ紹介します。
A)オンライン英会話
これは、Wi-FI環境下でしたら、どこでもできますよね。もちろん日本にいたって可能です。魅力は、時間帯が自由で安価なところ。30分で500円以下で可能ですからね。
僕もフィリピン留学とオーストラリアワーホリの間に数回使用しました。講師はフィリピンやユーゴスラビアなどの第二言語として英語を使う人たちで、理解もしやすかったですし、楽しくお話しすることができました。
自分好みの先生を見つけて、定期的に授業を組めば、間違いなく英語力アップになると思います。
B)近くの外国人が集まりそうなパブやバーに毎週末出向く
これは、ある程度の大きさの街でなければ難しいかもしれませんが、東京や大阪などの大きな都市部には、僕たちの想像を超える外国人が滞在しています。
その人たちが集まるパブやバーに出向き、思い切って話しかけてみましょう。みなさん、快く受け入れて、楽しく会話してくれると思いますよ。
だって、もし僕ら日本人がどこか遠い外国の酒場で、現地民に日本語で話しかけられたら、楽しく会話しますよね?
■ステップ3 現地の学校に通う、現地で働く、外国人と一緒に住む
この段階は言うなれば、"実践"ですよね。僕はここでようやく、現地の学校に留学することをお勧めします。
理由は、英語が話せない段階でワーホリに来て、留学からスタートすると、まずビギナークラス(基本的に、学校では英語能力によってクラス分けされます)に入れられます。
そうすると、そこには英語苦手な日本人や韓国人がたくさんいます。クラスの仲間とは仲良くなりますので、みんなで出かけたり集まったりします。同じく英語が苦手ですので、それほど英語を使いません。
これでは、なんだかもったいないですよね。
ですから、事前に英語を使うことに慣れていれば(壁を取っ払っていれば)、(インターナショナルやアドバンスといった)ハイクラスに入ることができ、より英語を勉強する環境の整った状態で留学スタートすることができます。
クラスが上がれば上がるほど、クラスメイトもより高いレベルで英語を使いますし、そういう人たちとプライベートを一緒にすれば、きっと学ぶことも多いと思います。
英語環境で働くことや、外国人と一緒に住むことも、実践ですよね。僕は、ここまできてようやく、Secound Languageとしての英語が使えるようになってきたと感じました。
⑶ 現地での英語勉強は"英語で楽しめ!"
日常でも英語に困らなくなったし、外国人の友達もできたしという方は、あとは英語を使って楽しむことに尽きると思います。
どうして”英語を勉強したいのか”というのは人それぞれ異なると思いますが、ここまでくれば、英語を使うことが少しは好きになってきていると思います。
ですから、その英語を使って楽しみましょう。
例えば、映画。はじめは英語字幕からスタートして、それから字幕なしにチャレンジしていく。(ちなみに僕はこの段階です)字幕なしで理解できるように慣れば、もう一人前の英語ネイティブリスナーと言えるでしょうね。
他にも、英語の歌を練習したり、英語で本を読んでみたり、英語でブログを書いたり、検索を英語でしてみたり、「普段日本語で楽しんでいることを英語でも楽しんでみよう」という、つまりはそういうことです。
そうすれば、自然と英語が生活の欠かせない一部になり、より広く楽しめると思います。
少し僕の話をします。フィリピン語学留学の前に、世界放浪旅を経験していましたから、学校内では喋れる側でした(ステップ2と3の間くらい)。しかし、実際にフィリピン先生たちと会話していると、自分が話せないトピックがいくつもあることにぶち当たりました。
そこで、授業外の時間で単語をひたすらに勉強し、学んだ単語たちを授業中に先生との会話で使いまくるということをしていました。
そしたら、三ヶ月でだいぶ自分の言いたいことが伝えられるようになりましたね。
現在は、唯一のアジア人として、カナダのパブで働いていますが、僕以外の人たちはほとんどネイティブですから、Language Barrierを感じずには入られません。でもそれはそれで学ぶことも多いですから、日々四苦八苦しながら楽しんでいますね。
⑷ 終わりに 〜英語ができなくても十分楽しめる〜
今回僕は、"英語力向上"を目的にしている人たちのためにこの記事を書きましたが、実際ワーホリでは英語がしゃべれなくても十分に楽しめます。
日本から遠く離れた小さな街に訪れたら、そこにたまたま面白い日本人がいて、なんてことはよくあります。
海外にいる日本人は基本的に”何かしらの違和”を感じて日本を飛び出している人が多いです。そんな人たちとは、気が合うことが多いですし、やはり日本語の方が深く通じ合うことができるのも確かです。
ですから、僕は海外にワーホリしに来たからといって、「英語できなきゃ」ってのは間違っていると思いますし、英語が全てではありません。
これからワーホリを考えている方、「日本人であり、日本語を話せること」も誇りにして、尚且つ英語を学びたい人はぜひとも楽しんで取り組んでくださいね。