実感 -true to life-

自分の「実感」を何より信じましょう。  「実感」にまさる基準はどこにもありません。   by Haruki Murakami     現在カナダはジャスパーに滞在する旅人が、日々感じることについてぶっきらぼうに綴る写真日記。

EDITH CAVEL SNOW HIKING vol3 #27

朝6時半に起床し、Glacier(氷河)を拝むためにもう3kmほどの雪道を歩みだした。

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ここ最近誰も足を踏み入れてないのが明らかに分かる新雪だ。

この上でスノーシューを脱いだら全身が埋まることは間違いない。

(やってみたい気もするが、その時は寒すぎて、しかも軽く寝ぼけていてそんな余裕もなかった)

 

 

スノーシューを履いてさえも、20-30cmくらいはズボズボと沈んでいく。

そしてなぜか、それと同時に、自分の心も高まっていく。

 

ズカズカと。

 

昔から、人があまり行ってなさそうなところに行くと興奮する性格だ。

 

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純粋に、ただただ雪道を歩くのが楽しい。

 

誰の足跡も、動物さえもいないこのだだっ広い新雪の上を。

 

 

普段の登山道なんて雪の下だ。

どこを歩いたっていい。

小さい木々の上も歩いた。

わざと斜面を歩いた。

雪丘に登って遠回りもした。

 

 

"自然と遊んでいる"

 

 

そう感じずにはいられなかった。

 

そして、いつの間にか目の前には、青々と永遠に氷り続ける"Glacier"が。

太陽の光が、なぜかその氷河だけを照らすように降り注ぐ。

ありがとう、EDITH CAVEL。f:id:mcp-23:20170419100333j:plain

 

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