EDITH CAVEL SNOW HIKING vol extra #28
無人ロッジの過酷な水汲み。
「水は人類が生きる上で空気の次に必要な物質である」
と、誰かがそう言うように、水のない生活は成立しない。
朝起きてから夜床に就くまでの間、どれだけ人は水を使用するのか。
飲み水、料理、洗い物、人間の生理行為等々。
そしてもし、その水を我々自身で確保しなければならないとしたら。
今回の宿泊では、近くに流れる川まで下り、給水ボトルに水を汲み、宿まで往復するという行為が必要となった。
往復1km弱の道のりだが、水を汲んでからの急な帰り登り道はたとえ短い距離だとしても大変だ。
暖かいコーヒーが飲めるのも、水のおかげなのだ。
ありがとう水。ありがとう水道。