映画"Blue is the Warmest Colour 〜アデル、ブルーは熱い色" #37
フランス少女の青春を描いた2013年の映画「アデル、ブルーは熱い色」。
この映画は、一人のフランス人女子学生アデルのデュアルな恋愛をとても細かく描写した映画である。
映画の見所を簡単に3つ
1.フランス人の生活
フランス映画のため、言語もフランス語である。
学校に通う様子だったり、友人関係やホームパーティ、お酒やタバコにオープンな国柄、カフェのコーヒーはエスプレッソだったり、特にフランスの若者にフォーカスして撮影されている。
2.過激なベッドシーン
この映画のベッドシーンは、言うまでもなく僕が今まで見た映画の中では最も過激だ。(特命係長 只野さんより)
しかも、相手が男性ではなく(一度あった)、同性愛としての恋愛描写のため、全くイメージの浮かばない僕のような人には、その生々しさに見入ってしまうかもしれない。
(と言うよりむしろ、そのシーンが長すぎて目を背けたくもなったくらいだ。)
3.とにかく心と体ともに自然体な少女アデル
主演の少女アデルがとにかく自然体。
化粧も特にしていなく、仕草や表情がとてもナチュラル。
と言うか、きっとあれが彼女(ちなみに本名もアデル)の"素"なのであろう。
対人関係の描写も、泣いたり怒ったりと、とてもピュアな心情がうかがえる。
女性の自然体としての美しさが見られる映画の一つだと思う。
この映画を知ったのは、Podcast バイリンガルニュースのMamiさん著書の本からの紹介のため。
映画としては約3時間の長編のため少しヘビーだが、一見の価値は大いにあり。
フランスの若者事情を知りたい人はぜひ。