英語版の本を挑戦したい方へ #33
ジャスパーの図書館で何か簡単に読めそうな英語の本ないかなーと探していたところ、
見つけたのがこれ、"THE STRANGE LIBRALY / Haruki Murakami"。
英語の勉強も兼ねて、薄めの本を探そうとしていたところ、パッと思い浮かんだのが村上春樹の著書。
彼は短編から長編まで幅広く著しており、
彼の著書は、日本だけでなく海外でも多く翻訳されている。
アジアやヨーロッパを旅している時にも、外国人バックパッカーが読んでいたり、古本屋やブックショップなどで何度も見かけた。
この本は、表紙から示唆するところをみると、読者の対象を小学生や中学生にしていると思う。
実際に読んでみても、字体は大きく、簡単な英語で翻訳されているため
ほとんど辞書を使わずにすらすら読み進めていくことができた。
(僕はそんなに語彙は強くない方。でも基準となる英語テストを受けていない。)
あと、多分日本人の書く本は日本人にとって読みやすいリズムになっているようにも感じた。
こんな田舎の図書館でもあと二冊「1Q84」「色彩を欠いた多崎つくる」(双方村上春樹著)の本があったので、
ここに滞在する間にこの長編の本にも挑戦したい。
英語の本に挑戦したい方、日本人作家(村上春樹、吉本ばなな、三島由紀夫等)の本を、英翻訳で挑んではいかが。
死んだ松の木 #32
僕は、休みの日や空いた時間を見つけるとトラウト釣りに川へ出かけます。
そして、「今日は釣れないなー」と見切ると、荷物を担ぎ散歩します。
そこで一本の真っ白になって死んでしまった松の木を見つけました。
僕はそこで考えます。
「どうして死んでしまった松の木が川のど真ん中に倒れているのか」と。
一番ありそうなのが、昨シーズンの冬になりかけの頃、運良く(悪く)川に向かって倒れたこの木が、上流から流れてきます。
極寒の冬ですから、川の水もだんだんと分厚く凍ってきます。
川底の浅いあたりから凍り、そこへこの木が打ち上げられたと、こういうことです。
他の説としては、流れながら凍った、または誰かが何かのために持ってきた、という説もありますが、それは可能性としては薄い。
真っ白になった死んだ松の木の上を歩いていると、
小さな"真っ白になった松ぼっくり"がくっついているのを見つけます。
上流から何km流れたか分かりませんが、
それはもうしっかりと枝にくっついています。
まるで入園したての幼稚園児がお母さんから離れられないように。
ここでまた新たな疑問が頭をよぎります。
「どうしてこんなにも真っ白な姿になってしまったのか」と。
きっと雪のせいですかね。
そんなことを考えながら、まだ雪の残る川岸を散歩していました。
しかしまあ、こんなにも頑丈にくっついている松ぼっくりをみると、
この木の中に今なお"生命"を感じざるをえませんね。
カナダジャスパー木製の家 #31
ジャスパーにある家の様子。
ここジャスパーでは木製の家が目立ちます。
薪ストーブ用の薪を保存しておくスペースもある。
ちなみに写真の家は、中でも立派なものだ。
空にはばたくのは、地元アイスホッケーチーム"オイラーズ"のエンブレムフラッグ。
自分の家にフラッグとは、、、
さすが熱狂的なホッケーファンが多いここカナダならでは。
僕の地元愛知でグランパスやらドラゴンズのフラッグを家の外に堂々と掲げているのは見たことないが、
多分、大阪で言うところのタイガーズくらい皆熱狂的だ。
木製の家は、やはり温かみがあり、僕個人でも好みだ。
日本の家に関しても、西欧風の家よりも
やはり、昔ならではの木製の古民家に趣を感じる。
こういうジャスパーの家並みも、僕がここを気にいるワンポイントです。